バイオガスとは、自然界で光合成によって大気中のCO₂(二酸化炭素)を吸収して育った有機物から造られたものであり、このバイオガスを燃焼して再度大気中にCO₂ を排出しても、大気中のCO₂の量を増加させたことになりません。このように、CO₂ の増減に影響を与えない特性を「カーボンニュートラル」と言い、石油などの化石燃料に由来するエネルギーとは大きく異なります。そのため、バイオエナジーでは、1日当たり約20tのCO₂ 削減が可能になります。
また、バイオマスによるリサイクル処理が普及することにより、焼却処分される食品廃棄物の総量が相対的に減少すれば、焼却によって発生するダイオキシンの排出抑制にもつながります。

生ごみは清掃工場で焼却処理されています。バイオエナジーのメタン発酵プラントでは、生ごみに含まれる有機物のほとんどがガス化されます。発酵に適さないビニール類、貝殻類、繊維類、無機質類などが発酵残物として排出されます。

生ごみを焼却することは、生ごみに水分が多く含んでるため、炉内温度を低下させることにつながります。焼却温度800℃以下で焼却すると、生ゴミに含む塩化物との反応でダイオキシンの発生が懸念されます。

バイオガスで発電、都市ガス導入、熱利用を考えた場合カーボンニュートラルによってCO₂ の排出はありません。これを化石燃料を使用した場合のCO₂ 発生量に換算すると当社のプラントでは一日あたり約20tとなります。すなわち、このメタン発酵プラントでは約20t/ 日のCO₂ を削減したことになります。ただし、削減した環境価値のうち電力分は、平成19年3月からグリーン電力証書システムを通じて、日本自然エネルギー株式会社により第三者に販売しております。

食品廃棄物100トン/日からの創出エネルギー

発電電力量
26,880kWh/日(2,600世帯相当)
都市ガス供給量
2,400m³/日(2,000世帯相当)
回収熱量
100,400MJ/日(1,300世帯相当)
CO₂削減効果
7,080トン/年(森林換算921ha=東京ドーム197個分に相当)

このエネルギー創出の際には、もちろん化石燃料起源のNOx 、 SOx 等は一切排出されません。